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さよならの儀式

チビが旅立った朝は涙も出なかった。
朝目覚めてすぐ抱き上げたその感じでは、息を引き取ったのは2時間くらい前と思われた。気づいてあげられなくてゴメンね…死に水を取らせて、キレイに身体を拭いて、大好きだったまったり皿の上に…。ケースをキレイに洗って、いつものレイアウトをしつらえて、お水とエサをセットしてから、チビをケースに戻す。

…その作業過程の最中も、哀しくないわけではないけど、なんだかぼんやり…
はむきちが逝ってしまった時は、今思い返しても、脱水症状を起してたんじゃないかと思うほど涙が出たのに。チビは、介護が必要なご老体だったせいもあるし、ある程度覚悟はしてたつもりだったからな…。でも、これってどお?本当はチビをお荷物に思ってたりしてたのかしら…なんか私って薄情…。

すぐ埋葬する気にはどうしてもなれない。片づけなきゃならない用事のタイムリミットもせまっている…。埋葬は夜になってしまうかも。ちび、それまで待っててもらっていい?ゴメンね。ヒドイ飼い主だね。許してね…

いつになく忙しい1日のはずだった。チビのことを思うまもなくしばらく雑務をこなしていたら…突然ぶわっと、涙があふれてきた。え?なんで?これナニ?と思うくらい突然。カッチーンと何かスイッチが入ってしまったような、ようやく何かが噛み合ったような…とてつもない寂さと哀しさが押し寄せてきて、どうしようもなくなってしまった…

あぁ、チビが死んでしまった…

涙の理由がわかるのに、少し間があってとまどった。

ガクっと力が抜けて、何も手に付かなくなってしまった。お花と、それから、ちゃんと花を咲かせるひまわりの種を買いに行かなくては…。はむきちと一緒に埋めたおやつ用のひまたねは、芽を出してくれなかったから…。自転車をこぎながら、こみ上げてくる涙をこらえる。ビュンビュンビュンビュンこぐ…

もう、ハムスターは飼わない。昨年、takubonがアレルギー症状を発症してしまった。ハムスターがアレルゲンではないにしても、動物と同居は好ましい環境とは言えないだろう…と、いうことで、チビで最後と決めていた。だから、もっともっと一緒にいたかった。長生きして欲しかった。

バカみたいだけど…
もしかしたら、死んでしまったなんて間違いで、帰ったらいつも通りお気に入りのお皿の上でまったりしてるかも…。で、いつものように私に気づいて「出せ出せ!手に載せろ!」と、小さな前足で要求してくれるかも…
と、思いながら、急いで家に帰った。けど、間違いじゃなかった…。

滅多にしない実家への電話、滅多に来ない実家からの電話。便りがないのは元気な証拠…でも、こういう時は、母のカンが鋭いのか、必ず連絡がある。はむきちの時もそうだった。母に打ち明けたら、少し気持ちが落ち着いた。

サヨナラしなくっちゃ…。チビの好きなもの、ひまたね・ペットミルク・高野豆腐を少しずつ一緒に埋める。それと買ってきたひまわりの種。ちゃんと花を咲かせるくれますように。

ちび、ばいばい
たくさんありがとう

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