八甲田で出会ったもの(秋)
先日ヘビさんに出会ってから数日後、また八甲田へ行ってきました。今回は酸ケ湯で湯治。温泉であたためながらストレッチするのが効果的と聞いて、捻挫のリハビリかねて連泊してきました。可動域がなかなか元通りにならないので、階段降りるのがまだしんどい。しかし…寒い…数日前まで汗ばむような気温だったのに、いきなり秋です。まだ8月なのに気温は10度前後…。湯治中のおばあちゃんが「わしが生きてきたなかでも、こんなに寒い8月はない」と仰ってました。ほんと寒かった…。酸ケ湯ではストーブついてました。
さてさて、そんな寒い中、ちょっと天候が回復した隙を見て、周辺を散策。お花はけなげに咲いておりました。風が強くてなかなかうまくカメラに収めることができなかった…ぶれまくりでしたが、かろうじで見れる写真をいくつか。
↑酸ヶ湯インフォメーションセンター付近の日の当る道ばたにて撮影。茎は四角で高さ30cm位。
シソ科の多年草で、別名「夏枯草(カゴソウ)」。花の後の枯れた穂は、利尿、消炎作用があり、腫物、浮腫、腎臓炎、膀胱炎などに用いるんだとか。日本薬局方にある生薬。
[用い方]
褐色になった花穂のみを採取して日干しにし、よく乾燥させたものが生薬。
消炎性の利尿剤として…1日量10グラムに、0.5リットルの水を入れて、煎じながら約半量まで、煮詰めたものをこして、3回に分けて食間に服用します。タンニンが多いので長期間連用すると胃を刺激するために、胃弱の人は注意が必要。口内炎、へんとう炎の外用には、3~5グラムを、0.3リットルの水で煎じ、煎汁でうがいをします。刻んで適当量の水を加えて、沸騰したら火をおとして、お茶代わりに飲用してもよいらしい。打撲傷などの患部には、生の葉を潰して(または葉を煎じて)塗る。
おぉ〜!山歩きで捻挫したり怪我したら、このウツボグサの葉っぱを潰して塗ればいいのね!
■ノリウツギ(糊空木)

↑三十三観音付近にて撮影。アジサイ属の落葉低木。花は枯れてからも茶色くなって残るんだそうです。で、この花にまつわる昔話…ある若者が美しい娘に恋をした。娘から「この花が散るときがきたら…」と返事され、待ち焦がれていたものの、花は枯れ果てても散らず、恋は実らなかったとか…。
北海道では「サビタの花」と呼ばれているらしい。昔々、紙を漉く際の糊にこの樹液を利用したため、この名がついたそうです。
ただ花を咲かしてるだけじゃない、いろいろ役に立つ植物達でした。
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