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広瀬正「マイナス・ゼロ」

先日、たまたま本屋で手に取った文庫本。広瀬正の「ツィス」。リクエスト復刊した作品らしい。題名にひかれ、音楽もの?と手に取ったら、あんまり得意じゃないSFものだった(笑)。

我が家ではtakubonが書籍購入担当なので、「読んでみたいな」とリクエストすると、「マイナス・ゼロは?読んだことある?」というので、「ツィス」の前にその「マイナス・ゼロ」を調達してもらった。

takubonに薦められるSFものは、どれもハードで、なかなか読み進めらないものが多いのだけど、これは、もう、自分でもビックリする勢いでイッキ読みしてしまった。

めちゃめちゃ面白かった!これは、私にとってはSF作品というより、純エンターテイメント作品でした。途中から先が読める展開になってくるんだけど、それでもそれを確かめたくてグイグイ読んじゃった。中盤以降、最終局面前までの加速感(私の読む速度)がすごかった(^^;)
こんなに、トイレ行く時間も惜しいくらい夢中で読める本って、最近なかったかも!

知らない時代の空気感が伝わって来るようなディテールがいい。映像的というか、立体的というか…。さらっと素材感のある文章。こういうの好き。

これが長編処女作だったなんて!
ジャズできるひとって、器用なひとが多いな…なんて思っちゃった。

この作品は映画化の話も持ち上がり、脚本まで完成したものの、企画は没になってしまったとか…もったいない…
http://channel.slowtrain.org/movie/column-isan/isan_bn/isan1112.html

あぁ…はやく「ツィス」も読みたい!
あ、先日出たらしい、ヴォネガットの作品集「追憶のハルマゲドン」もチェックしなきゃ…


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